動脈硬化を引き起こすメタボリックシンドロームは、心疾患・脳血管障害などにつながる危険があります。

メタボリックシンドローム

 

メタボ

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、
内臓脂肪の蓄積による肥満と同時に、

などの症状が、2つ以上重なって起こっている状態をいいます。

 

メタボリック症候群の診断基準は、

 

  1. 中性脂肪値が150mg/dl以上、HDLコレステロール値が40mg/dl未満のどちらか、またはどちらにも当てはまる場合。
  2.  

  3. 血圧が最高血圧(上)130mmHg以上、最低血圧(下)85mmHg以上のどちらか、またはどちらにも当てはまる場合。
  4.  

  5. 空腹時血糖が110mg/dl以上の場合。
  6.  

  7. 腹囲が男性で85cm、女性で90cm以上の場合。

 

とされています。

 

 

メタボリックシンドロームの症状を大まかに説明します。

 

高血圧

血圧が高くなった状態です。
血管の壁に高い圧力がかかり続けることで、血管に深刻なダメージを与えます。

 

 

糖尿病

インスリンの不足により、血糖値が高い状態が慢性的に続く病気です。
悪化すると三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)を発症することがあります。

 

 

脂質異常(高脂血症)

脂質(中性脂肪やコレステロール)の代謝が悪くなった状態です。
血管の壁に中性脂肪や悪玉コレステロールがたまり血管を狭くしてしまうので、
脳梗塞や心筋梗塞の危険が高まります。

 

 

 

メタボリックシンドロームの怖いところは、
それぞれの症状は軽くても、併発することによって動脈硬化が急速に進むことです。

 

このような症状を併発すると、
心疾患・脳血管障害・腎臓病・認知症・ガンなどにつながる危険もあります。

 

メタボリックシンドロームの原因には、

  • 不規則な生活
  • 食生活の乱れ
  • 食べ過ぎ
  • 運動不足

などがあげられます。

 

日本人は本来、野菜・魚類中心の食生活で、コレステロール値の低い国民だったのですが、
食生活の欧米化や、コンビニ・ファーストフードの利用頻度が増えたことにより、
動物性脂肪の摂取量も急増し、最近ではアメリカの水準に近づきつつあります。

 

また、交通機関の発達、ITの普及に伴う仕事の効率化で、
生活が便利になる反面、運動不足に陥る傾向があります。

 

加齢とともに代謝機能も衰えるので、意識して生活の中に運動を取り入れ、
必要に応じて専門家の指導を仰ぎながら、栄養管理に努める必要があります